やっぱりネクロじゃん!

mixiとのリンクは近々はずします。
フィードはここから。楽にUpdateが拾えます。
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谷山浩子の歌に、「海の時間」というのがあります。

"君の中指にキスをして
冷えた肩を手で温めて
君を本当に大好きだよ
何度言ってもいいたりない"

という、ロマンティック甘系の恋人の歌なのですが。

大学のころこれを最初に聞いた時、ネクロフィリア、
つまりこの「君」はベットの上に隣にいるけど死骸
と、寸座に思った。

で、テープに落としてくれた、
当時古文書研究会の同期だった女性にそう言ったら
「あんたは人間愛が足りない」
と言われて、そーかしらねーと思ったもんだ。


で、最近になって、車の中で流してて、


一体どこがネクロと思ったんだ>私


と一人ツッコミ。
ちゃんといえばセルフ・スケプチズム。

全文歌詞は検索すると出てくると思うけど
「君」が死骸という気配は何もない。

あえて言えば、「冷えた肩」くらいか。
しかし死んでなくても肩くらい冷えるしね。
寒い夜って冒頭で言っているしね。

もひとつあえて言えば「君」のアクションが
なにもないところかな。
でも、消極マグロだと思えば普通だし。

やっぱり若いころの私の頭の中、
人形愛とかネクロとかそんなのばっかりで
見るべきものが見えてなかったのかしら?

と思いかけてたそのとき、

http://www.youtube.com/watch?v=F9YPXP0zJas

こんなの見つけました。

これはアニメ?AMVって何よくわからんけど、
どうやら重いお話のよう。

...

...

勝ったと思った。

少なくとものこの製作者、
この曲と死を結びつけたわけでしょう?
やったー!グッジョブ!
私以外にもこの曲を私と同じ解釈した人がいたわけだ!
そして、それで市場にながれるという。

ミリ単位の満足感だけど、
世間が私についてきた!みたいな幸福を
感じませんかこういうとき。

・・・ないか。

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