笠取山キャンプ(w/家族)
※この話はまたあとで。
登場人物
- 米国人の旦那
- 紀州犬の巴 (ともえ)(13歳)
- 甲斐犬の愛洲(あいす)(3歳)
朝、6時くらいに周りの登山者の車が集まりだして起床。今回は比較的行動時間が少ないのでゆっくり支度をして7時ごろには出発しました。
一休坂分岐を大回りにはなるものの、ヤブ沢をまわる。今回は初めてのテン泊登山なので
荷物はいつもの小屋泊よりも多く、40ℓの軽量ザックではなく、50ℓのしっかりしたザックです。私は。
そして家族も一緒にいますので、ゆっくり上がります。
笠取小屋について、テントの受付を済ませます。小屋番さんが、犬好きの方で助かった。
テントを立てて、ゆっくりおひるをいただきます。
午後はゆっくり笠取山へ。
途中で鹿の群れに会います。あいす大興奮
すごく有名な急坂
来たかったところに来てアンパンをいただくのが生きる楽しみです。
山頂から先は結構な岩場で、要注意です。
途中ですれ違った敬老グループっぽい集団のリーダー風の男性が、グループ内の女性の一歩一歩に対してキレ散らかしてて、ああいう年の取り方しないようにしよう、と思いましたよ。
途中ですれ違った敬老グループっぽい集団のリーダー風の男性が、グループ内の女性の一歩一歩に対してキレ散らかしてて、ああいう年の取り方しないようにしよう、と思いましたよ。
これも有名な水干(みずひ)。多摩川の源流ですって。
・・・汚いっすね。
テン場に帰ってきて、ゆっくり休みます。
外は夜の気温は下がりますが、テントの中は犬二匹分の体温で、ぬくぬく。
台風が近づいてきていることもあり、朝に早々に引き上げます。
雨はジャンジャン降っています。足元に気を付けて降りていきます。
そこで冒頭のマンガの話ですが、あいすが藪から出てきた蛙に飛びつきました。
蛙ダメなんですよ。食べちゃ。いや、足の筋肉は美味しいのですが、表皮には神経毒がありますので適切にさばかないといけません。
なので、必死に吐かせます。が、しっかり犬歯で噛んじゃったらしく、
あいすは、ぶくぶく泡を吹き始めました。
ここで、最悪状態を考えます。あいすが動けなくなった場合、どうしよう。
私があいすを抱えて、旦那の車のキー貰って、私の荷物はその場において、私が走って降りるのが一番早そうだな。ここから一番近い動物病院はどこだろう。甲州市街まで行く必要があるかもしれない、と考えていました。
しかし、あいすはすぐに落ち着いて、「あれ?おりないの?」という顔になっている。
さっきの蛙は強い毒はなかったようです。
それでも異物を口に入れたので、しばらくしたら今度は胃の内容物を吐いていました。
そのたびに、「甲州市に降りて…」とか考えます。
結局あいすは元気で無事降りることはできましたが、一方まったく懲りてなく、そのあと2回蛙に会いましたが、双方とも怪力で飛び出しました。
私も視界を広く観ていたので
飛び出しと噛みつきは未然に防げましたが、何かを見つけた時のあいすの怪力はすごいので、
抑えるためにリーシュの勢いで、指を骨折しました。あうあう。
作場平にて。紀州犬の巴は物分かりがよくて助かる。
全然関係ないけど、うちの家紋です。