2012の送信メールの記録 亡くなった後
なくなった後のツイートです。
Mixiの日記はもう見れませんが、当時ロードスタッフをされていた方に、
Markはカソリックで、カソリックの魂は、体がなくなっても神様のところに行くから、今はすごく安らかなんだよ。
だから泣いちゃダメだよ、というお話しをききました。ということを日記に書いていました。
ご本人は長い闘病を隠すためか、重い化粧が施されていました。
それでも若いころに追っかけてた姿の上にお棺の蓋がのっかってしまう瞬間が一番つらくて、
大泣きで崩れてしまったところを、過去バッキングボーカルをやっていた女性に転ばないよう支えてもらいました。
お墓は自然の鳥の声が良く響くところにあり、ずっと流している彼のギターの音と重なって、
とても美しい埋葬式だったことを覚えています。
―――以下、以前お世話になった方々への送信メールの記録です。
xxさん
雪お気をつけて。お優しいお言葉ありがとうございます。つい先日、○○さんとも連絡が取れました。
音楽は永遠ですよね。私はいままでショパン弾くたびにそう思ってました。Markはショパンみたくなったんだと思います。
全世界のギターキッズがMarkの音を引き継ぎますように。 xxさんもご自愛してお過ごしください。
――――――――――――――――――
xxさん
(前置きに個人情報あるため略)
18歳上なので、いつかはこういう日がくる事は自然な事だと思ってはいました。
しかしここまで早いとは思いませんでした。
病名聞いたときに、正直ダメだと思い、しかしそのダメだと考えから自分を引っぺがしていました。
レポでも、xxさんやほかの方とのメールでも、Markが戦っている間は言えなかったことがあります。
Jaxx前で○○と△△とで、Jaxx以外のこの近所のハコの話をしてたんです。
結構具体的な名前が挙がってて、今回キャンセルになったから、次こないとね、と言ってくれたんです。
そのとき、隣の○○に、私が「次はMarkも一緒だね」って言ったら、沈黙して目をそらされてしまいました。
今から思うと、○○を大変困らせてしまいました。○○つらかっただろうな・・・申し訳ないです。
でも、私そのときは、Markは回復すると思っていたんです。くも膜下出血と聞いたのはその次の日でした。
どんどん、もうだめだ、という可能性がつよくなってきても、
苦しい思いをしていたMarkにも、戻ってきて戻ってきて、とうるさくポストして、
私Markにひどい事をしてたと思います。でもどうにかして戻ってきてほしかった。
アメリカで新譜でファンが増えているんだよ、てこと知ってもらいたかったので。
たとえ、障害が残って車椅子になったとしても、米国でフロアいっぱいの歓声を聞いてほしかった。
これも私のわがままなんですが。
xxさんのおっしゃるとおり、△△が引っ張ってくれると良いですよね。
Riotの曲は、ツインリードのShowじゃないと大変だと思いますので、
できれば有能な新ギタリストを雇って、新作でツアーをしてくれれば良いなと思っています。
新ギタリストが左側に立ったら泣いてしまいそうですが。
でもそんな自分勝手な涙は、前に進もうとしているRiot側には見せてはいけないと思います。
名曲を世界中でプレイしつづけてほしい!
これからのことですが、今はRiot初め、ご家族も◎◎さんもお忙しいでしょう。
しばらく、数ヶ月たったら、◎◎さんにメールで
一ファンがMarkのお墓参りをしてもいいものかどうか、聞いてみたいと思います。
旦那も一緒に来てくれるようですので。
くりかえすようですが、この米国での私の人生はRiotをきっかけに頂いた人生なので、
一日一日大事に、自分の築いたこの生活を送る事が、Markへの感謝を示すことになると思っています。
xxさんも、Markから貰った思い出を大事に素敵な日々お送りください。
―――
xx さん
葬儀の日程が出て、◎◎さん曰く、ファンも参列していいということなので、
月曜日の仕事の具合にもよりますが、火曜日にサンアントニオに飛ぶ予定を今たてています。
Texasは初めてなのでうまくいくかわかりませんが、最後にMarkにご挨拶できたらいいな、と思っています。
―――
xx さん
葬儀に出ても、メンバーや△△さん、お父様は近いお友達やご親戚との対応で
お忙しいと思いますので、もし、ひょっとしてお話しできる機会があれば、お伝えいたします。
写真もありがとうございます。
私は少数派かもしれませんが、この96年時の髪型が一番お似合いだったとひそかに思っています。長くて邪魔だったかもしれませんけどね(笑)
―――
xxとは会いましたが、お互いあまり余裕がなく、あまり話しませんでした。
Mixiのコミュでのレポは、ごめんなさい。控えさせてください。
故人に対する想いは、出席されていた方々、様々だと思いますので、
それを不特定多数の人たちに報告することは、私の信条に合わないのです。
Facebookの写真はごらんになりましたでしょうか?
〇〇さんの送られた千羽鶴で、日本のファンの思いはMarkと一緒でした。
表層的なことでですが、メールでxxさんに報告できることは
-Markはあの見慣れた、紫のベロアのブラウスと、黒皮のベストを着て、黒のピックを持ってお休みになってました。
-Kissの缶バッチをつけていたこと
-個人的にMarkを知る人たちは、皆「Great, Humble Peson」と口をそろえていっていたこと
――――――――――――――
以下、Facebookの記録です。
Facebookにも思い出の写真をポストしていましたが、周囲の米国人が誤解した発言したため怒って下記のように削除しています。1/29/2012
Some people experience their parents' death with repent; "I could have supported mom|dad better"... likely because that person's life had been too busy developing to return to the home ground. Well, I think I am in that state right now.
また、やっぱり米国の医療体制のことが悔しかったポストもしていた。リーマンショックの後、処方箋薬が高騰して、手に入りにくくなってた。彼のようにPre-Existing Conditionがある米国人がどんどん生きにくい世の中になっていってた。だから簡単に
"just gave up to deal with it" だとは思わないし、本人のチョイスだったようなことは言ってほしくない。しかも雇用されていて安全圏にいる人がそれ言うか、と感想。
で、私は医療業界の一部にいた。別件だけど、この前年に、そういう医療制度や保険会社の弱い者いじめに腹立って、Occupyにも加担してたんだったよね。
以下も当時のFBポスト
彼に関してはObamacareも間に合わなかった話だし、2016年からはさらに改悪してるし、今も改善していないよ。米国医療のMess。
Riverwalk, san antonio. #fb http://t.co/UHgyDtZj— Fujisaki Kickno (@kickno) January 31, 2012
Back to hotel. SA is cool place in Tx. I'm having toast, to the most respested musician, peacefully sleeping now .#fb http://t.co/lAI8v8Ko— Fujisaki Kickno (@kickno) February 1, 2012
Done. I broke my promise and cried so hard then left glasses at hotel (retrieved, though) Back to my life. #fb.— Fujisaki Kickno (@kickno) February 1, 2012
Mixiの日記はもう見れませんが、当時ロードスタッフをされていた方に、
Markはカソリックで、カソリックの魂は、体がなくなっても神様のところに行くから、今はすごく安らかなんだよ。
だから泣いちゃダメだよ、というお話しをききました。ということを日記に書いていました。
ご本人は長い闘病を隠すためか、重い化粧が施されていました。
それでも若いころに追っかけてた姿の上にお棺の蓋がのっかってしまう瞬間が一番つらくて、
大泣きで崩れてしまったところを、過去バッキングボーカルをやっていた女性に転ばないよう支えてもらいました。
お墓は自然の鳥の声が良く響くところにあり、ずっと流している彼のギターの音と重なって、
とても美しい埋葬式だったことを覚えています。
―――以下、以前お世話になった方々への送信メールの記録です。
xxさん
雪お気をつけて。お優しいお言葉ありがとうございます。つい先日、○○さんとも連絡が取れました。
音楽は永遠ですよね。私はいままでショパン弾くたびにそう思ってました。Markはショパンみたくなったんだと思います。
全世界のギターキッズがMarkの音を引き継ぎますように。 xxさんもご自愛してお過ごしください。
――――――――――――――――――
xxさん
(前置きに個人情報あるため略)
18歳上なので、いつかはこういう日がくる事は自然な事だと思ってはいました。
しかしここまで早いとは思いませんでした。
病名聞いたときに、正直ダメだと思い、しかしそのダメだと考えから自分を引っぺがしていました。
レポでも、xxさんやほかの方とのメールでも、Markが戦っている間は言えなかったことがあります。
Jaxx前で○○と△△とで、Jaxx以外のこの近所のハコの話をしてたんです。
結構具体的な名前が挙がってて、今回キャンセルになったから、次こないとね、と言ってくれたんです。
そのとき、隣の○○に、私が「次はMarkも一緒だね」って言ったら、沈黙して目をそらされてしまいました。
今から思うと、○○を大変困らせてしまいました。○○つらかっただろうな・・・申し訳ないです。
でも、私そのときは、Markは回復すると思っていたんです。くも膜下出血と聞いたのはその次の日でした。
どんどん、もうだめだ、という可能性がつよくなってきても、
苦しい思いをしていたMarkにも、戻ってきて戻ってきて、とうるさくポストして、
私Markにひどい事をしてたと思います。でもどうにかして戻ってきてほしかった。
アメリカで新譜でファンが増えているんだよ、てこと知ってもらいたかったので。
たとえ、障害が残って車椅子になったとしても、米国でフロアいっぱいの歓声を聞いてほしかった。
これも私のわがままなんですが。
xxさんのおっしゃるとおり、△△が引っ張ってくれると良いですよね。
Riotの曲は、ツインリードのShowじゃないと大変だと思いますので、
できれば有能な新ギタリストを雇って、新作でツアーをしてくれれば良いなと思っています。
新ギタリストが左側に立ったら泣いてしまいそうですが。
でもそんな自分勝手な涙は、前に進もうとしているRiot側には見せてはいけないと思います。
名曲を世界中でプレイしつづけてほしい!
これからのことですが、今はRiot初め、ご家族も◎◎さんもお忙しいでしょう。
しばらく、数ヶ月たったら、◎◎さんにメールで
一ファンがMarkのお墓参りをしてもいいものかどうか、聞いてみたいと思います。
旦那も一緒に来てくれるようですので。
くりかえすようですが、この米国での私の人生はRiotをきっかけに頂いた人生なので、
一日一日大事に、自分の築いたこの生活を送る事が、Markへの感謝を示すことになると思っています。
xxさんも、Markから貰った思い出を大事に素敵な日々お送りください。
―――
葬儀の日程が出て、◎◎さん曰く、ファンも参列していいということなので、
月曜日の仕事の具合にもよりますが、火曜日にサンアントニオに飛ぶ予定を今たてています。
Texasは初めてなのでうまくいくかわかりませんが、最後にMarkにご挨拶できたらいいな、と思っています。
―――
葬儀に出ても、メンバーや△△さん、お父様は近いお友達やご親戚との対応で
お忙しいと思いますので、もし、ひょっとしてお話しできる機会があれば、お伝えいたします。
写真もありがとうございます。
私は少数派かもしれませんが、この96年時の髪型が一番お似合いだったとひそかに思っています。長くて邪魔だったかもしれませんけどね(笑)
―――
xxとは会いましたが、お互いあまり余裕がなく、あまり話しませんでした。
Mixiのコミュでのレポは、ごめんなさい。控えさせてください。
故人に対する想いは、出席されていた方々、様々だと思いますので、
それを不特定多数の人たちに報告することは、私の信条に合わないのです。
Facebookの写真はごらんになりましたでしょうか?
〇〇さんの送られた千羽鶴で、日本のファンの思いはMarkと一緒でした。
表層的なことでですが、メールでxxさんに報告できることは
-Markはあの見慣れた、紫のベロアのブラウスと、黒皮のベストを着て、黒のピックを持ってお休みになってました。
-Kissの缶バッチをつけていたこと
-個人的にMarkを知る人たちは、皆「Great, Humble Peson」と口をそろえていっていたこと
――――――――――――――
以下、Facebookの記録です。
Facebookにも思い出の写真をポストしていましたが、周囲の米国人が誤解した発言したため怒って下記のように削除しています。1/29/2012
On the other hand, "Person I respect" does not seem to explain my grief at all. *Respect*. Isn't this enough word? Many misunderstandings are hurting me further. Do people ask question around here "How long will you be in grief?" "Why you are so sad about just a musicians' death?" Can't I just purely have great memory of shows and fan meet-and-greet? Is it that odd a girl liked a guitarist, without gender implication? Why can't I keep my respect from others smearing mud of shallow imagination in their head? Can't I be just a MUSIC fan? Disgusting. If I have to deal with such misunderstandings, and that is the way to treat others grief in AMERICA, I will treat you back in such way. ....I removed most of Riot related post on my wall to avoid further misunderstandings.
1/30/2012
また、やっぱり米国の医療体制のことが悔しかったポストもしていた。リーマンショックの後、処方箋薬が高騰して、手に入りにくくなってた。彼のようにPre-Existing Conditionがある米国人がどんどん生きにくい世の中になっていってた。だから簡単に
"just gave up to deal with it" だとは思わないし、本人のチョイスだったようなことは言ってほしくない。しかも雇用されていて安全圏にいる人がそれ言うか、と感想。
で、私は医療業界の一部にいた。別件だけど、この前年に、そういう医療制度や保険会社の弱い者いじめに腹立って、Occupyにも加担してたんだったよね。
以下も当時のFBポスト
Things in my mind while donating to the father:
My artist friend in Japan does not have employer-based health care for sure; She is self-employed, issued many books and pretty popular enough to show up magazine top cover. She has choice between general national health insurance (for everyone), OR insurance provided by art worker's organization (janica.jp), which is authorized by labor department. We need the equivalent systems in U.S. for workers for art and culture, otherwise we end up with giving talented people health-less-care. Until then, I'm silently donating to cover up the current health care mess. |