青木ヶ原樹海 ソロキャン


16日(土) 

富士の青木ヶ原樹海の精進湖近くの廃小学校で行われた怪談イベント「樹怪」に参加するため、キャンプ赤池に宿泊しました。

当初は毛無山に登ろうかな、と考えていたのですが、テント設営も含めて逆算すると、かなり早朝に出ないといけないスケジュールになったため、金曜日の仕事量を鑑みて登山はキャンセルしました。代わりに、折り畳み自転車を持っていきました。あわよくば、樹海を一周したいな、と考えていました。

土曜日の昼頃に出発することになったため、三連休の初日の渋滞+事故渋滞に巻き込まれ、計算の2倍の時間がかかってしまいましたよ。

土曜日中は、樹海一周はできなさそうだなーと考えながらドライブしてました。


キャンプ赤池に着いたのは16:30頃でした。日のあるうちにと、急いで設営しました。


ソロなので、シンプルです。雨も降らない予報だったので、タープも持ってきてません。

19時くらいから、会場に向けて出発します。会場は歩くと30分くらいですが、
自転車なら十分くらいです。しかし、すでにあたりはとっぷりと暮れています。

両隣は、夜の青木ヶ原樹海ですが、そんなことより道路が荒れてて怖い!足元注意!!


会場の中はこんな感じ。廃小学校と言っても、体育館きれいだし、電気も水道も通っている。


前半が「学校」をお題にした怪談でした。高校の地下の話が印象に残りました。後半が「樹海」がお題でした。風穴の下に暮らす人の江戸時代の都市伝説が印象に…って地下ばっかり印象に残っているなw。

あとロンパリスって、二つセットのものが通常より離れていることロンパリって言わなかったっけ? 目とか乳首とか。そっから来ているのかな?と思いました。あとあと、「なるみ氷穴」って言ってたの、誰かツッコんであげてw

楽しかったのですが、朝型の私は23時を過ぎると完全に電池切れで、話に集中できない。
早くテントで寝たくて仕方がなかった。怪談イベントは夜が多いから、私は向いていないなー。

0時ちょっと前にテントに帰ると、まだ起きている人がいてほっとした。しかし床についても、頻繁に2時、3時、4時と「わぁぁん!ママいないー!」という泣き声に起こされるのには閉口しました。

※ 山岳ソロキャンの場合は、寝ることが最重要になるので、無防備に耳栓してしまうのですが、平地のソロキャンは、誰が来るか分からないので、耳栓はしないで、テントは中から鍵はかけるし、刃物持って寝るよねー。

この子供の声も、最初は私も「お母さんがトイレに立って、気付いた子供が泣いているんだなー」ぐらいに考えていたけど、一時間ごとに泣くのってどうだろう?毎回こうなる子供だったら、トイレに立つとき連れて行くとか考えそう。ここのトイレは広くてキレイなのだから。不思議かもー。と思いました。まあそういう家族もいるでしょう、とこの時は思いました。でも、後から考えると、この声が、人の子供のものじゃなかったら怖いねー。
だって、ここ、自分のテントの裏から、樹海で迷った人が現れるようなロケーションだもん。

17日(日)

朝5時くらいまで、あまり睡眠はできず、横になっていましたが、5時半くらいには起きだして、予定していた樹海サイクリングに出ました。

こんな感じ だいたい28㎞ けっこう勾配キツイ。


富士ヶ嶺公園

オウム真理教の施設があったところです。前から来てみたかった。オウムは私が大学の頃にすごく勧誘が大学に盛んに来ていたとのことです。うちは神道なので、他の大学では、の話ですが。
卒業式の日が、地下鉄サリン事件でした。


周りは牧場です。牛さんが沢山。

「世界人類が平和でありますように」の向こう、遠くに見えるのが慰霊碑です。私は氷河期初期世代なので、こういったバブルの記憶が緑の中に居る姿に惹かれます。

この後、富士鳴沢線の大室山のあたりでは、勾配がきつく、少し降りて歩きました

そのあたりで鹿さんも見ましたよ。

鹿さんの後、頭につけたGoProに妙な音声が入った。ので聞いて聞いて

女「あれ、一人で?歩道無いけど大丈夫?」

男「うん、そうだね」

女「あーほら飛ばす車」

男「やだねー」

という心配してくれてる男女の幽霊さんたちのおしゃべりだと思っています。


帰って来てから、ハンモックで少し休んで、朝食をとって一休み―。



10時半くらいにはチェックアウトして、家路につきました。
行きの半分の時間で帰れたけど、前の夜眠れなかったので、眠くて辛かった。
久しぶりに、パーキングエリアでMonsterを買いましたよ。


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