Posts

Showing posts from 2025

初めての富士登山(ソロ)※弾丸じゃないもん

Image
    日本で二番目に高い山の 北岳の登山経験 はあったのですが、「人混み嫌い」が何よりも行動根拠に居座る私は、日本一の高山である富士山は、長いこと登りたい山候補には入っていませんでした。 しかし最近、割とみなさん既に登っていることを知り、また、御殿場コースならそんなに混まないんじゃないかな、という話を聞いたため、行きたいなと思っていました。   今年からルールが変わり、アプリを先にインストールして、教育ビデオを見て、テスト受けて、支払い、QRコードを見せて入場します 。このアプリ、地図上でトラッキング機能もあります。    前日 土曜日の 夕食後、車で御殿場新五号目の駐車場に向かいました。途中、自衛隊駐屯地を抜けていきます。道路で私一人になり、霧も出たので怖かった。 御殿場口は唯一のマイカー規制がない登山口です。なので、車中泊->登山早朝開始、という普通の登山ができます。他の登山口は、マイカー規制があるので、例えマイカーで行っても、始発のバスまで待たないといけません。始発バスの6時台なんて、夏場登山では遅いと感じます。 駐車場は土曜夜というのに、半分以下の車の占有率でした。ついたらすぐ、キャンプ用のマットとシェラフをバックシートに広げて寝ました。そこそこ寝れましたが、深夜にいらっしゃった方々のヘッドライト光で何回か起きました。  当日  2時半に周りの音で一回起きましたが、意地で3時まで二度寝してました。富士山登山は今年からは 朝3時から受付、14時締め切り なので、2時起きで活動する人はいるでしょうね。 私は3時に起き出して、活動着に着替えたり、朝バナナとおにぎりを食べて支度してました。 ここの公衆トイレの人間センサーの設定がFワードレベルで、数秒動きがないとすぐ消えてしまいます。コンタクトレンズを入れるのに難儀しました。 4時には受付を済ませて登山口から入りました。   登山口は普通の鳥居で、他の登山口が設置したような物々しいバリケードもありません。 とはいえ、御殿場口は 一番 コースタイムが長い です。だから一番人気がないのです。 大石小屋から、御殿場市街の夜景   富士山の上には星がたくさん(スマホでは撮れてますが、私には見えてません) 斜面を登っている...

剱岳(グル山行&山小屋)

Image
 2023年に 計画するも、 大雪になり剣山荘からキャンセル連絡いただいたり 、劔御前小屋に2泊したり、2024年に再計画するも、台風ヒットでキャンセルしたり、2年連続でキャンセルが続いきました。今年は年初から職場の人に声かけて、グループで剱いきませんか?と計画しました。 メンバーは、私含め4人の山行となりました。 2人はロープ使ったバリエーションルートに行くとのこと(ひええ)で、一般ルートには私に同僚Kさんが同行してくれることになりました 。 事前の天気予報によると、今回は天候は良さそうです。 グループ のだれかが晴れ貢献していたかな? 一日目は剣山荘泊です。二日目に劔山頂アタックします。劔からの下山後は、剣山荘から4-5時間の歩行が必要なバスターミナルまで戻ってこないといけません。コースタイム的には最終バスに間に合いそうなのですが、夏休み中ですし混雑を鑑み、室堂発の最終バスに乗れなかった場合に備えることにしました。そうなったら雷鳥沢でキャンプしよう!と、シェラフとテント、マットを持参しました。 誕生日に2ポールのUltra Lightなテントを旦那からもらったので、かなり軽量化でき、トータルで11.5kgのザックになりました。 21日 信濃大町~扇沢 信濃大町駅前の可愛いオブジェと朝ごはんをいただく 私がいつも使っているアルピコの深夜バスは、新宿南口を23時に出発します。去年から扇沢には連れて行ってもらえず、信濃大町に05:00時着になります。バスの中では03:00時くらいまではぐっすり寝れたと思います。 信濃大町駅前から、06時15分発の路線バスで扇沢に向かいます。その間に行動着に着替えます。皆さん色々なやり方があると思いますが、私は行動着と、リラックス着の、2セットを乾かしたりしながら使い回しています。 扇沢~室堂 扇沢 で、07:30始発のバスに乗ります。ここの お弁当売りの口上がお笑いで 素敵。前回もやってたけど、同じ話の繰り返しじゃないところがすごい。 バス乗る時に、バリエーションルート組と合流しました。バリエーション組はロープや登攀器具を持ってきているので20 ㎏越えの大荷物です。ひええ。4つの乗り物を乗り換えて、扇沢着が09:00時ちょっと前でした。 室堂~劔御前乗越 室堂から雷鳥沢の劔御前ルート入り口に向かいます。途中のエンマ台の硫黄の吹き出しが...

映画「国宝」を見ました(ネタバレ感想)

Image
   西洋の方だけど 伝統舞踊を学ぶものとして、日本の歌舞伎や舞踊はずっと好きだったし、絵を描いてた子供の頃は図書館で写真集を借りてきて模写したりしてた。 というわけで、気になっていた映画「国宝」。ロングランで助かった。   ネタバレ感想:  役者の演技は前評判どおりすごいと思いました。 が、映画側の演出がちょっと、と思いました。 せっかく舞台の音楽が盛り上がっているのに、割り込んで入ってくる割と普通の映画的にエモいBGM 全体的に、音の演出が大仰だなと思いました。 せっかく和楽器の音楽があるのだし、ちょっと控え気味だとよかったかな 舞台や、音で、花火が見えたりするのは共感しました。  おじいちゃん女形のこっちおいでの手の動きが怖かった。というか。美しかった。   似た点でいうと、時々出てくる足袋、踊りのシーンでの体重移動が美しかった 落ち目になった時に屋上で踊る姿が綺麗だったなー    ちょっとよくわからなかったところ   冒頭で、なぜかむき身の武器を戦場で見せびらかし合う二人とか(いらんだろ) その後、仇を取り損ねたあたりのシーンがよくわからなかった。1年後って、結局少年院に入ったりしたのかな   いくら昔とはいえ、あんなに小さい子に刺青彫らんと思うなー。彫師さんが嫌がる。成長と共に変わっちゃうから。 そもそも、あんだけの大柄、結構なお金と期間が必要だと思うんだよね。いつやったのか、そしてどこからお金は出したんだろ?  自己ビンタで演技が変わったら苦労しないなーw   中盤の、娘に手をつけて、そのおとうさんが殴り込みに来るシーン、ちょっと唐突すぎて何が起きているかわからなかった。あの人は、劇場側の人? この娘さんと駆け落ちする時、車が品川ナンバーで、あれ?関西じゃなかったっけ?となった    あ、全体的によかったですよ。3時間だったけど、そんなに長く感じませんでした。 でも、早朝犬と走って、何も食べずに出てきたから、静かなシーンでお腹がなってしまいましたよ。 

近畿地方のある場所について をみました(ネタバレ感想)

Image
    土地系、しかも山岳系怖い話が大好きなので、リリース直後に観に行きました。  以下 ネタバレ含む 感想 前半の調査が楽しかった しかし、PCがやたら古い Panasonic そして重そう 。 この手のホラーでありがちなのだけど、調査のところでワクワクするし、怖い。 しかし、種明かしがされたり、人が死に始めると、なぜか笑ってしまう 最後のあたり、幽霊や妖怪?が出るたびに大笑いしてしまいました。  修学旅行の映像が一番怖かった    失踪した先輩ライターが、作業途中のバックアップ取ってないとか・・・マジ?(Commitはこまめに!)  川口市の自営業のお宅での事件、話の都合上仕方がないのだけど、なぜレポーターはお札の部分を大写しにしたの?レポーターの業務上関係ないよね 物書きとしてお札の端の「了」がすぐに読めないのはどういうことか 結構、出るぞフラグの立て方がわかりやすかった 続きは明日、と言ったり 電話の相手側の声が聞こえない演出で、掴んだ情報が何かわからなかったり これは明らかに出る、と観客にわからせたかったのかな びんたで眼を覚ます乗っ取られ状態。簡単だなー。 それともビンタ最強ってことかな 先輩ライターの別荘のシーンで、人が目の前死んで警察に連絡しないのって、すでに異常だし、あれ、多分違法じゃないかな・・・ アパートに、なぜ絵本作家の人が普通に入れるのか 。管理人じゃないよね? 絵本作家の、当時の様子を伝える話し方が変だった。 いきなり母親の動作の様子は話さないと思うよ。ちょっとそこで話が飛んだ気がした  東京から近畿に行く車の道中で、ビデオを回して残り電源を見せる演出だけど、普通、車に乗ったら電源そこで繋げて給電しないかな?    謎の黒曜石の石を、「壊しに」行くと言っているのにその装備はなんだ!(一番気になった) 視界の悪い夜にわざわざ  バールだけ?しかも買ったときのプチプチビニールに包まったまま ほんとにこの人、オカルトライターやってきたベテランなのかな・・・?  そんな古い懐中電灯、今時見かけないよね。よっわ。 そういう時は、作業で両手開けるためにヘッドライトじゃないのかな  手袋とマスク、サングラスやメットも足りてない...

蝶ヶ岳~常念~大天井~燕山荘(グル山キャン縦走)

Image
      毎年この時期になると聞く、私と同じくらいの年齢の方の山の事故、悲しいです。 実際、この年になると、去年ここまで上げられた足が上がらないとか、年と共に簡単にできたことができなくなります。 ひょいっと跨いだ岩で体重移動が上手くできず、といったところで落ちちゃうんだろうな。 今年のテーマは、そんなわけで「ソロ登山からの卒業」です。 職場で山登りスキーな方々が集まる場所で、7月の連休一緒に山登りしてください!と、募集かけてみました。Kさんが手を挙げてくださいました!私よりも登山歴先輩の方です。 蝶ヶ岳~常念という提案に、あ、あの緑のパノラマ街道だ、行ったことない!行きたい!とすぐ飛びつきました。 18日(金)竹橋から夜行バス 初めて使う発車場です。いつもは新宿バスタです。新鮮。 竹橋毎日新聞前初の夜行バス、凄い山ノボラーでミチミチ!バスタに比べてこちらは山に特化した夜行バスって感じですかね。 ファミマで買った水に、持参したパッションフラワーのエッセンスオイルたらして、飲みながら乗車します。これで11:00発で、03:30の乗り換えまでまでぐっすり寝ました。    19日(土)蝶ヶ岳へ ほぼ、たたき起こされるように、車内アナウンスでどこかのセブンで地元のタクシーに乗り換えます。乗り過ごすところだった。あぶない。うねうねとした山道を超えて、04:30に 三俣登山口 に到着しました。ここでトイレを済ませて、朝ごはんの糖分、スーパーの夕方30%オフのクリームぱんをいただきます。 ここから蝶ヶ岳まで登ります。大体緑の中の階段を上っていく感じです。                 蝶ヶ岳へは沢沿いを歩くので、途中に水場があります。                 水場を過ぎると階段を延々と、樹林帯の中を歩いていきます。延々続く階段が、慣れ親しんだ神奈川県の丹沢の塔の岳のバカ尾根っぽいですね。   9時ちょっと過ぎには蝶ヶ岳につきました。テントを設営する場所はまだまだあります。ハイマツの近くに設営して、山小屋でハイボールを購入して景色を楽しみました。   ...